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春休みジャズフレージング特別講座「ジャズギター初心者に向けて」(第1回) [音楽雑感]

 

 

Facebookでふとレッスン備忘録のつもりで書いた「ジャズギター初心者に向けて」という投稿。そこそこ反響もあったので、何となく書き続けたら、連載「春休みジャズフレージング特別講座」になってしまいました。かなり書いたので、ブログにまとめておきます。

 

●「ジャズギター初心者に向けて」Part 1 (2/21記)

 

ジャズギター初心者、つまりギタリストでアドリブ初心者に対しての投稿です。完全なギター初心者ではなく、メジャースケール、あるいはペンタトニックを1つのポジションくらいでは弾ける(スケール練習的な意味合いで)人向けってところです。

 

そういう人にソロを取ってもらうと、とにかく適切な音が出せない(要するに一般的に見て外してしまう)症状に対して。実は、メジャースケール間違えなく音楽的に!弾ければソロはできる、というのが僕の考え方なのですが…。

 

この症状には大きく分けると2つの場合があると思います。

 

(1)自分の弾きたいメロディーがスケール内のどの音だかわからない

(2)どの音だかわかるが指板上の何処にあるかわからない。

 

(1)の場合は、やっぱりソルフェージュということになります。でも「ソルフェージュ」なんて言われると、古典音楽のお勉強みたいでもうイヤになっちゃう人もいるかもしれない。僕だって正規のソルフェージュを習ったわけじゃないし、軽い感じで行きましょう。

 

まずは音程を掴みたいです。ドーって1度の音を鳴らす。そうしたらレーと鳴らす。ドレドと続けて弾く。レーの音程を掴みたい。次は下がってみましょう。シーと鳴らす。ドシドって何度も弾いてみます。まずは自宅のまわり、近所から攻めるわけです。

 

音ひとつ飛ばしてみましょうか。ミーです。ドミドって何度も弾きます。何か歌いやすいし、いいメロディー、サウンドな気がしますよね?繰り返してると救急車のサイレンな感じです。あ、キー違うか。ドップラー効果があればドミドになるやもです(テキトー言ってます謝)。

 

下に行ったらラーです。ドラドです。VALISの代表曲と言えばエルドラド!それは置いといて。これも何かいい感じですね。ドッドラドッドラドーとかやればちょっとジャジーかもしれない。

 

次はファー。ドーファード。少し歌いにくいです。ドファファードとかやったら、何かウェインショーターみたい。面白いですね。一方下に行ったらソー。ドーソードーソー。大げさなクラシック曲みたいかな。上がるソーもやってみましょう。ドーソーって上がる音程が難しかったら、スターウォーズのメロディーの最初を想い出しましょう。ソソソドーソーと行きます。

 

上のラーはどうでしょう?ドーラーって結構歌いやすい。6度音程なんですけどね。これも定番なハモリのメロディーだからでしょう。

 

上のシーはちょっと難しいかな。でもトライしてみましょう。

 

軽く書くつもりで書き始めたらやたら長いぞ。文才ないな。

 

反響がそれなりにあったら続き書きましょう。

 

 

●「ジャズギター初心者に向けて」Part 2 (2/21記)

 

(1)自分の弾きたいメロディーがスケール内のどの音だかわからない

 

という症状の人へ向けての続編です。一応音程の練習を少ししたところで(歌ったり、ギターのわかるところで実際の音を確かめてみましょう)、メジャー曲で童謡程度(もう少し進んだらクリスマスソング関係とか)のメロディーの理解から始めましょう。

 

その前に連続するスケール音を歌ってみます。ドレミとかレミファとかドシラとかそんな感じです。必ず楽器で確認しながらやること。

 

次は童謡を歌います。ペンタトニック中心にできているものが多いですね。チューリップ(ドレミードレミーソミレドレミレー…)、象さん(ドーラソードーラソー、ドーレミソミミレドレ)、からす(ミーレドレーミドラドソー…)、

 

ここらへんができたらクリスマスソングあたりもよいですね。ほとんどメジャースケールでできてますよ。

 

(続く)

 

●「ジャズギター初心者に向けて」Part 3 (2/22 記)

 

さて、Part 2までは別にギターで弾けとは言ってませんでした。確認の意味で音で確認するのは大切ですけどね。メジャースケールという最も基本的なスケール(そしてその中にあるメジャーペンタトニック)の中でのメロディーを理解するということだったわけです。

 

ではそれを弾いてみましょう。こうなると、

 

(2)どの音だかわかるが指板上の何処にあるかわからない。の症状の人の話になって来るわけです。

 

もちろん(1)(2)両方の場合もあるでしょう。まずは5弦3フレットから3弦5フレットまでのオクターブ内で Part 2であげたようなメロディーを弾きます。3弦5フレットから1弦8フレットのオクターブ内でも弾きます。この2オクターブ内でメロディーを弾く練習をします。

 

で、それをある程度やったら、メジャースケールの上がり下りだけでメロディーを作る練習をします。ドレミー、ミファソー、ソーファミレー、レドシラソー、ソラシラソー…

 

こんな感じ。いまテキトーに書きましたが、順番で弾くと前のメロディーの塊が終わって、その終わった音から次のメロディー(フレーズと言ってもいいです)が始まってることがわかりますよね。これがメロディーを繋げて行く最初の基本です。

 

 

●「ジャズギター初心者に向けて」Part 4 (2/23 記)

 

前回 Part 3でメジャースケールの上がり下りだけでメロディーを作る練習をすると書きました。ここでちょっと小節感覚もつけていきたいです。

 

ちなみにカタカナで書いている理由は、譜面を書いて写真ファイルにするのがメンドいのと、完全初心者向けの話だから(譜面だとわからない人も多いことでしょう)。ドーやドッて書いているのが四分音符、ドは8分音符です。

 

 

前回書いたものは、そのルールだと、ドーレーミー、ミーファーソー、ソーファミレー、レドシラソー、ソラシラソーという気分で書きました。読点が入るところが小節の区切りです。弾くリズムは何でもよいです。

 

それでは8小節の簡単なメロディーを作ります。メジャースケールで必ず隣り合った音しか使わないルールで作ってみますね。

 

ドッドレミレドー、レッレミファミレー、ミッミファソファミー、ファミファソラシドレ、ミーーファーー(2分音符です)、ソーーうラソファ、ミッミミレッレレ、ドー

 

単純なスケールの上がり下りですが、メロディーの流れは自然だと思います。実はコード感もあるのですが、循環進行みたいなものだったら合うでしょう。こういう簡単なモチーフ展開のようなメロディーを自然に作れば覚えられます。僕は書いた段階で覚えました。こんな風に8小節くらいのメロディーをスケール上がり下りだけで作る練習をしてみるといいと思います。

 

ちなみに数日前読んだ羽生善治さんの本に「素人がめちゃくちゃ打ったような棋譜は覚えられない」「プロの打った盤面はパッと見れば覚えている」みたいなことがありました。

 

自然な流れのメロディーを簡単なスケールで作って行く。それを絶対に間違えないで弾ける。これが大切です。

 

まだまだ続くかも…(笑)。

 

 

●「ジャズギター初心者に向けて」Part 4 番外編 (2/24 記)

 

Part 4のフレージングをリズムをよりジャズっぽくしてちょっとマイナーチェンジ。誤解のないよう、2拍毎に分けて、小節番号をつけました。やっぱり「ジャズ的な譜割り」が大切!だいぶ雰囲気出たと思います。この8小節を繰り返して弾いてみましょう。

 

1 ドッドレ ミレドレ

2 ッレッミ ファミレー

3 ッミッファ ソファミファ

4 ーミファソ ラシドレ

5 ミーーファ ーーーソ

6 ーーーー うラソファ

7 ミッミミ レッレド

8 ーーーー うシドシ

 

 

●「ジャズギター初心者に向けて」Part 5 (2/24 記)

 

さて、何か書き始めたら、乗りかかった船って感じでダラダラ続いております。皆さん、お楽しみ頂いてますでしょうか?

 

せっかくだから曲行きましょうか。いまはメジャースケールを5弦3フレットのC、3弦5フレット、1弦8フレットの2オクターブ内で捉えてその中でメジャースケールだけを使って弾く練習、基本はスケールの上がり下りだけでメロディーを作っている段階です。

 

ぴったりな曲があります。ソニーロリンズのセントトーマス。こりゃーピッタリだし超有名スタンダードです。モダンジャズアルバムの名盤として名高いサキスフォンコロッサス収録曲だけど、CD持ってないなあ。昔LPは持ってたけど、20年前くらいに大量処分。名盤は意外に高く売れて帰りに寿司食べたなあ(笑)。

 

さて、この曲のメロディーはすべてCメジャースケールでできてます。アドリブもCメジャースケールだけでやっちゃいましょう。でももうちょっとだけ工夫してみましょうか。この曲は16小節の曲です。最初の4小節の流れが2回繰り返し。そして次の4小節、最後の4小節という構造になっています。

 

で、譜面があったら、3小節め、7小節め、11~12小節め、14、16小節めに、何かチェックマークをつけます。このチェックマークを付けたところを取りあえずSとしましょうか。Sの箇所ではファとラを沢山弾くようにしてみましょう。試しに何か作ってみましょうか。今回はちょっと1個音を飛ばしたりもしてみます(3度音程が登場する)。

 

数字は小節番号です。ーは8分休符1つ分。ミッって表記は音が短い4分音符、ミーはレガート4分音符です。

 

テーマラストの

15 ソッドッ シッドー(メロディーのラストの部分)

16 ーーーー レドレド

 

1 ミッドー ーーミッ

2 ドーーミ ーーレミ

3 ファーラソ ッファッミ 

4 ーーーソ ラシドレ (ソは下に下がる)

 

5 ミッドー ーミッド

6 ーーーミ ーーソミ

7 ファミレド シドレド

8 ーーーー ドッレッ

 

9   ミーーー ーーーー

10 ミファソラ ソーミファ 

11 ッミレーー ーーーー

12 ーーレド シドレー 

 

13  ーードミ ソーミファ

14 ッラッド シーラソ

15 ーーーー ミーミファ

16 ッミッレ ーーーー

 

さあて、実はちょっと色々な要素が入って来ちゃったんですけどね(苦笑)。まあアルペジオ的要素なんですが、そういうことは考えなくていいです(あるいは自分で考えることが大切!)。

 

これをマネしてメジャースケールだけ使ってセントトーマスを練習しましょう。

 

この後は、スケール練習の話とかブルースかなあ…。また要望あらば(笑)。

 

●「ジャズギター初心者に向けて」Part 6 (2/26 記)

 

春休み特集、まだまだ続けましょかね。

 

相変わらず弾くポジションは同じ。5弦3フレット~3弦5フレット~1弦8フレットの2オクターブです。まず、ここで弾けないと話になりません。

 

何となくセントトーマスで色々やろうって気分になりました。

 

メジャースケールだけでっていうのは、やっぱり途中で違う音も弾きたくなっちゃいますね。それからちょっとコード感とか出しちゃう。まあ本書いてるわけでも授業でもないし、細かいことはいいんですけど。

 

実はペンタトニックだけってのも重要だと思います。

 

ドレミソラドっていうメジャーペンタトニックスケール。当然、メジャースケール内に音はあるから、メジャースケール内のメロディーと考えてもよいわけです。侮るなかれ、ジョーザヴィヌルでもイメージして弾くとよいと思います。

 

 

15 ソッドッ シッドー(メロディーのラストの部分)

16 ーーーー レドレド

 

1 ミッソー ーーーミ

2 ーラソミ ドーーー

3 ーーーー ラドッド 

4 ッラッミ ッミッド 

 

5 ーーーー ーーーミ

6 ーラソミ ドーーー

7 ーーーー レドレド

8 ミーソソ ッラッソ

 

9   ーーーー ーーーー

10 ッミッミ ドーーー

11 ッミッミ レッレッ

12 ーーーー レドラド 

 

13  ッドミー ーーーー

14  ッドッド ミッミッ

15 ーーーー ッソッソ

16 ミッミド ッドソー

 

1 ドーーー

 

いかがでしたか?ゆっくりなテンポで左手で1拍め、右手で3拍めをカウントすれば譜面読めなくても何となくリズムわかるんんじゃないかな。

 

さあ、ドレミソラドばかり弾いてると他の音も弾きたくなって来ると予想します。実はそれがアドリブソロへのプレイヤーの気持ち、パッションというものです。ソロのフレージングへの欲望が生じるわけです。これが全ての根源なので大切!

 

次はブルースか音数少ないソロっていうのをもっと掘り下げます。

 

(続く)

 

P.S…以下URLに布川俊樹の最新ジャズギター教則本の情報があります。興味ある方は是非!

 

http://nunosan.blog.so-net.ne.jp/2016-08-25


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